【PR記事】あらうんど四万十に出演!高知県出身の注目若手女優、廣井ゆうさんインタビュー
10月31日よりTOHOシネマズ 高知そして新居浜で絶賛公開中の映画、あらうんど四万十-カールニカーラン-に密着、応援させて頂いているZEYOですが、今回はなんと四万十市出身で主人公、東吾晃の妹光子役として映画にも出演されている女優、廣井ゆうさんのインタビューを実施!
映画出演の経緯や、作品の見所を当時のエピソードも交え、存分に語っていただきました!
インタビュアー 大山(以下、―) 宜しくお願いします。
廣井ゆう(以下、廣) 宜しくお願いします。
― まず最初にお伺いしたいんですが、今回上映されますあらうんど四万十に出演されることになったのはどのような経緯からですか?
廣:私は元々、キャストが選ばれる時には監督から存在を知られていなかったみたいなんですけど、その当時、プライベートでお世話になっていた主人公の晃のお母さんを演じられてる久慈美賀さんが松田監督に「四万十市出身の女優さんがいるから」 ってご紹介してくださったんです。
― そうなんですか?
廣:はい。それからお会いし後でこの映画に出演することが決まったんですが、それが光子の役で。とても重要な役どころで、あらうんど四万十には欠かせない存在なので、こんな大事な役頂いちゃっていいのかなって思っちゃいました。
― なるほど。役作りで苦労された点などはあったりしましたか?
廣:光子はお兄ちゃんが先に四万十を出て行っちゃったから、仕方なく残ってずっと地元で暮らしているんですけど、私は高校まで地元でしたけど大学は高知市内に行って、そこから東京に行っちゃったんで環境が全然違うんですね。
私、その時土佐弁は喋れてたんですけど、幡多弁はすっかり忘れて話せなくっていたんです。その上、雄正さんとの稽古の時も全然兄弟に見えないって監督に言われちゃって・・・。
でも、いざロケで四万十市に入ると自然と幡多弁が出てくるんです!
兄弟に見えないって言われた雄正さんとのやり取りも現場に入ると、ヘアメイクしてる時からお兄ちゃんと妹みたいな雰囲気になっていて。
生まれ育った環境に帰ってきて、自然と思いだしたのかな。あの時は本当に不思議だったんですけど、これはいいことに気付いた!って思って、撮影がない日は四万十市で暮らしているつもりになって街中をうろうろ歩いてました(笑
― じゃあ、いろんな人に声掛けられたりしたんじゃないですか?
廣:はい。劇中に光子と晃くんにとって重要なシーンがあるんですけど、その現場が神社だったんです。なので、数日前から空気を感じて来ようと思ってひとりでその神社へ行ってたんですけど、そうろうろしているところをいろんな人に見られていて、みんな監督に伝わってたみたいなんです(笑
先日この劇場(TOHOシネマズ高知)に舞台挨拶に来た時にも、松田監督に「ゆうちゃん、撮影中にいろんな人から廣井ゆうが街中ひとりで歩いてるって目撃情報がきてるんだけど、あれって本当なの?」って聞かれちゃって。
特に撮影が終わるのってみんなバラバラなんで、夜ご飯とかもひとりでとることが多かったんですけど、焼き鳥屋さんの鳥兄貴っていうお店のカウンターでひとりで飲んでるとこまで見られてて、みんな見たって言ってるよ―って監督からツッコまれちゃいました(笑
― そうだったんですね!事前に調べた情報によるとお酒が好きだとか。
廣:あんまり強くはないんですけどね。焼き鳥がすごく好きなんですよ!
― なかなか渋いですね!(笑
でもなんで焼き鳥なんですか?
廣:焼き鳥って串を一本ずつ頼めるじゃないですか。
私、なるだけ多い種類の食べ物をすこしずつ食べたいタイプなんです。
― なるほど。焼き鳥のメニューで好きなのは?
廣:せせりですね。
― せせり!
廣:あとは、やげん(笑
― これまたシブい!一緒に飲むお酒は?
廣:梅酒ですね。
― お、そこは女性らしい(笑
廣:女性ですよ(笑
お酒好きなんですけど、すっと酔っ払っちゃうから・・・梅酒だと酔わないかなーって(笑
― なんか分かります(笑
ところで撮影中、ロードバイクに乗ってみたりはしましたか?
廣:撮影中は乗らなかったですね。
でも撮影が終わってからすっかり感化されちゃって、ゲットしたんです!
― すごい!!意外なところであらうんど効果が(笑
廣:私の中で自転車っていうとママチャリだったんですね。
高知にいた頃も周りはみんなママチャリだったし。
― 確かに。高知でもロードバイク乗ってる人は増えてきてますけど、ホントここ最近ですからね。
廣:そうなんだ。東京は逆にママチャリの方が少なくて。
でも、買ったはいいんですけど、初めて乗った時なんですけど
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乗ってすぐにこけちゃいました(笑
― !?(笑
廣:ロードバイクって細いし、軽いし、おまけに前傾姿勢だしで私の知ってる自転車じゃなーい!!って思いましたね。
そう考えるとみんなすごいですよね。
― 先日、西村 雄正さんにもインタビューさせて頂いたんですけど、やっぱり自転車に慣れるのに苦労されてたみたいですね。
廣:そう、苦労されたみたいです。
東京で稽古があるときも稽古場までロードバイク乗ってこられてましたし、練習も相当されたみたいです。
― そうだったんですね。
映画では少しだけ車を運転されているシーンがありましたけど、東京でも運転されたりしますか?
廣:たまに運転はするのですが、あのシーンの撮影は怖々しながら撮影に挑みました。
内容は坂を登って停めるだけって簡単なものだったんですけど、崖のところギリギリで停まらないといけなかったし、カメラのある位置も車を停める場所の本当にすぐ目の前で、ぶつかっちゃったらどうしよう~・・・なんて思いながら運転していました。。
バイクで自転車に乗ってる4人の横だったり後ろだったりから応援するシーンもあるんですけど、画角に収まらないといけないから結構近い距離を走らないといけなくて・・・これもぶつかるんじゃないかってひやひやしながら運転してましたね(笑
― そうなんですか!皆さん・・・ご無事だったんですよね?
廣:もちろんもちろん!(笑
でも、あの時はホント怖かったですね。
― では、最後に映画を観てくださる方に注目して欲しいところなどありますか?
廣:やっぱり四万十の情景だったり町並み・・・ゆったりとしてて穏やかっていうのかな。
あとは、光子の衣装(笑
ここぞとキメた服なのに、どこかズレてる感じの・・・。
― なるほど、あのシーンですね!光子の必死さが伝わってきました(笑
廣:(笑
あとは最後のシーン、実はこのポスターに使われている光子のカットがそうなんですけど、この日風がすごく強くて、目を開くと乾燥して目が痛くなっちゃうんだけど・・・そこを頑張って目を見開いたんですよ!
ホントに光子にとって衝撃の瞬間だったので(笑
この驚いた表情が何を意味しているのかを、映画館で確かめて頂きたいです♪
― そうですね、このシーンはこの作品にとっても大切な・・・これ以上言っちゃダメですね(笑
廣:はい、気になる方は是非とも映画館で観て確かめてみてください!(笑
― 今日はありがとうございました!
廣:ありがとうございました!
あらうんど四万十-カールニカーラン-は、今月12月18日までTOHOシネマズ高知で絶賛公開中。
注目のラストシーンを映画館で是非ともご覧ください!
インタビュアー/テキスト 大山 祐司
撮影 岡崎 裕