安定よりも情熱を!教師を辞めて始められた結婚情報サービスCENの甲木良作さんと対談!【前編】
こんにちは、30代男の婚活研究ブロガーはるです!
先日、高知市某所でインタビューもとい対談をしてきましたー♪
お相手は、高知結婚相談情報サービスCENの代表、
甲木良作(かつきりょうさく)さんです
甲木良作(かつき りょうさく)
- 1986年 4月8日 高知市生まれ
- 一般社団法人日本仲人婚活支援協会
- 協会加盟団体MAS 西日本正協会員
- 経済産業大臣認定個人情報保護団体
- 結婚相談業サポート協会加盟認定カウンセラー
- 少子化・晩婚化対策支援
- NPOライフプランニング正会員
- 高知市倫理法人会会員
- かつきさんの詳細なプロフィールはこちら
なんぞこれ・・・・肩書き持ちすぎだろ、なんとまあすごい!まじすごいっす
いろんな団体に所属してるんだなー。
とりあえず、ぼくも肩書きの数だけは負けないように書いておこう
はる
- 一般会社員
- 青山紳士服正会員
- ツタヤ年会費無料会員
- 楽天カードゴールド会員
- 高知婚活男性ライングループ団体
どや?
そんな二人が2月某所にて対談してまいりました!
結婚相談所について思っていたこと
ぼくはあまり結婚相談所についていいイメージは持っていませんでした
月の料金や実際の引合せの代金、成婚料と結構な料金がかかる、
そこまで出せないなあ・・・ってかんがえて・・・
ただでさえ薄給ですから(笑
後そこまで効力あるのか?自分で頑張ればなんとかなるんじゃないか?
人に決められたくないなあ・・ってのがあって結婚相談所には及び腰
そんなぼくが結婚相談所の所長さんと対談とかすごい運命だなあw
なんて感じながら対談場所に向かったのでした。
実際の婚活対談スタート
最初はお互いの自己紹介からスタート・・・
なんとかつきさんぼくのブログをご存知だったようで、
結婚相談所の所長さんも見てくれてたとは・・・感無量です!
そんなこんなで、対談はかつきさんから僕への質問からというかたちで始まりました。
インタビュアー はる(以下、―) :今日はよろしくお願いします。
甲木良作さん(以下、甲):本日はよろしくお願いします。
実ははるさんのブログを以前から拝見させて頂いてたんですが、対談形式ということなので先に質問させて頂いてもいいですか?
― もちろんです!
甲:はるさんの「ド田舎30代男の婚活研究ブログ!」はいつからやられているんですか?
― ちょうど1年ぐらいですね、250記事ぐらい書いています。
甲:では、250記事だと3日に1回ぐらいでしょうか?
― そうですね、毎月20記事ぐらいで、主に県の婚活や婚活サイト使ってみたって話をしています。
甲:どのようなきっかけでブログを始められたんですか?
― そうですね、県の婚活に行った時にあまりにも惨敗だったことがありまして。
その後に婚活サイトをいろいろみたところ、都会の方が多いのか、都会での婚活イベントのことを書いているサイトは多かったんですが
田舎の婚活に関して、高知の県婚活に関して書いているところとかはあるんですが、
高知や地方の婚活をテーマにしたブログがなかったので。
だから絶対困っている人がいるんだろうなと思ったのが、書くきっかけになりました。
甲:たしかに、リスティング広告などで大手のものはありますが、
県の婚活や弊社のような高知の民間組織がやっているレポなんかははるさんのブログぐらいしか見当たらないですね。
― なので、他のブログとも差別化できておもしろいかなと思って始めました。
甲:実際行ってみて、パーティの好き嫌いとかありますか?不満足感の残るパーティーとか
― 好き嫌いではあると思うんですが、どうしてもでてきちゃいますね。
このパーティダメだなって思うものから、よく考えられているなと思わず驚いてしまうようなイベントまで。
甲:いいパーティーだと思ったイベントはどのような?
― リンクストアとかは細部まで考え込まれていてただただすごかったです。
参加者の事が考えられていてきめ細やかな感じでした。
甲:たしかに、スタッフさんの雰囲気とかで実際そのパーティがダメになったりとか結構ありますからね。
― スタッフさんが婚活を成功させようとがんばっているのはわかるんですけどね。
その後はぼくの婚活話であったり行政のお話をしたり・・・
とにかくパーティやイベントなどといった出会いの機会に
積極的に飛び込んでいくことが大事という話を教わったり・・・
そして婚活も技術と経験が大事だということを教わりました。
結婚相談所はその技術という部分を寄り添って教える所、
経験だけでも成長できるけれど、それには闇雲に時間もかかってしまう。
技術もかなり大事ということをお話し頂きました。
・・・むしろちょっと教えてもらってばかりで講座のような感じになってたのかもしれません。
さすが結婚相談所の方、教え上手であります。
場があったまったところで質問事項に移ることに
安定より情熱を!教師を辞め結婚相談所を設立
― 結婚相談所を始められたきっかけはなんですか?
甲:人が喜んでいる姿が昔から好きだったんですよ。
子供の頃から自分で考えた遊びとかでみんなが喜んでもらうのが好きだったので。
― なるほど。昔からそういうルーツがあったんですね。
甲:元々高等学校で教員をやってたんですが、
社会を専門として教えていると少子化問題だったり、生徒とのディスカッションでいろいろと話をしていたんです。
生徒と話しているうちに、国が関わる社会問題、地域の高齢化や少子化などの情報も入ってくるわけです。
それに僕が担任としてもったクラスでは、生徒の半数が片親だったんですが、
その親御さんたちから、再婚の相談を頂くことがあったんです 。
― どんな相談ですか?
甲:主に再婚をした場合子供がどう思うか・・・思春期なので不安に思っている親御さんが多かったですね。
また生徒からも「実はお母さんが再婚しようとしてるけど・・・あたし正直複雑・・・」という相談もあったりして。
そうした相談を受けていると、何かしら解決する方法はないかと考えてしまうようになって、
段々とカウンセリングや相談業務に強く興味をもつようになったんです。
そうして、悩み考えた末に結論として出たのが、
「最小単位のコミュニティは夫婦だから、
幸せな夫婦が増えれば、きっとその地域自体も幸せになっていくことができる」
ということ。
不思議なものでそう思い始めたら、自然とアンテナを張るようになったのか
結婚相談業務っていい仕事だという情報が僕の元に入るようになってきて
僕が組織やサービスをつくることで、結婚する人がいたら
結婚されるご夫婦や親御さん、地域にとっても素敵なことだし、
僕たちも喜ぶことができる。
つまり、三方良しでwin-winの関係が築けるんじゃないかと思いました。
― なるほど!確かにそうですね!!
甲: そう思うと、これをやってみたいという思いが心の底から沸き起こってきて、
教師を辞めることにしたんですが、その時は学校側からも周りからも
「そんなリスキーなこと、やめておけ」と言われましたが、
「やっぱり地域の役に立ちたい。」
この思いは変わることなく、行動を起こして結婚相談の事業を立ち上げるという経緯となりました。
甲:婚活を専門としている会社は高知になくて・・・県外だったら結構都市部だと盛んなんですが、
高知には当時まだそういうところがなかったので、ないんだったら自分がすればいいじゃないですか。
ただ、結婚相談所って自分の中で古臭いイメージがあったんです。
― 確かに、古臭いといえば古臭いですね。
甲: 敢えて自分がそういうイメージをもった所に飛び込むことでイメージを変えられないか。
ひょっとしたら、それによって今まで利用しなかった人たちが利用することで、新しい風穴をあけられるかもしれない!
ちょっと気持ちが大きくなって自分でやってみようということで、今に至ります。
― 始められてから何年目ぐらいになるんでしょうか?
甲:法人化して2年目ぐらいですね。
はじめは実績がないんで、結婚相談所もそうなんですが、怪しいところなんじゃないかって疑われるじゃないですか。
― はい。
甲:そこをどうやってカバーしようかなって考えていたちょうど良いタイミングで
ずっと仲人業務をボランティアでやってて10組以上結婚を見てきた知人の男性が
たまたま転職を考えられていて、相談したところ
「ぼくが熱意を持ってやりたい仕事だった!」
と、言って頂けたのでサポーターとして招き入れたんです。
さらにボランティアスタッフとして40代、50代の方も巻き込んで
カバーできる体制をつくりました。
― なるほど。周囲を巻き込んでやっていらっしゃるんですね。
甲:僕にできることと言えば、熱意と勉強量と婚活に関する知識をつけること。
逆に熱意と行動に関しては誰にも負けない自信がありました。
― 確かに、CENさんのブログからもにじみ出ていますね。
冷水をかぶって心身を引き締める毎朝の儀式
― そう言えば、フェイスブックで拝見したんですけど、かつきさんは毎日バケツの水をかぶっていますよね。
甲:そうですね。僕は禊(みそぎ)と呼んでいるんですが、毎日やっています。
これちょっと引かれるかもしれないんですけど(笑)
毎日会員様の事を考えながら、大願成就を願いながら般若心境と写経を行っています。
― 冷水と写経!?
甲:そうです。太陽にも向かって会員様が大願成就するように、朝起きたら行って
夜は寝る前に太陽に向かって「今日も一日、会員様が無事に一日が終わったことを感謝します」と言ってから寝るようにしてます。
あ、引いちゃいました??
― なんと・・・!
かつき社長、結構ぶっとんでます。ちょっとおかし・・・
いやすごいと思います。
その真剣さが業務にもあらわれているんですね。
甲:何故こういうことをしているのかというと・・・。
結婚相談所って結構ネガティブなものを背負わないといけないこともあるんです。
すべての会員様がという訳ではないんですが、
なんとか結婚をしてもらえるようにという責任と重圧もありますし、
人それぞれに抱えてらっしゃる悩みもあります。
それを受け入れて話を聞くためには、
僕が折れてしまってはすべてダメになっちゃうんで、
だから毎日禊して自分の気を高め、心と身体を整えるようにしています。
― ・・・確かに。
ある意味、100人分の人生を背負っているわけですから
会員様の結婚をサポートするということは、凄まじいプレッシャーなのかもしれない。
文字通り人生を扱っているわけだから・・・
その方のご両親や、お子様が生まれればその子にも影響する。
すさまじいプレッシャーなんだろう。
甲:禊、はるさんもやってみませんか?案外気持ちいいですよ?
― ええっ?いや、ごめんなさい。僕はやめておきます。
時は2月・・・体がもたない・・・
気を取り直して別の質問をすることにする
もうひとつの出会いで、人生をもっと幸せに
― それでは、改めてお伺いします。CENの強みはどういうところがありますか?
甲:そうですねー、単に出会いの場を提供するだけだったら簡単だと思うんですよ
― というと?
甲:例えば、個人でいうと男女それぞれ紹介しあうとか。出会いの場を作るイベントも最近増えていますよね。。
― 確かにそれはよくやってますね。
甲:ただ、同じ事を繰り返してなかなか先に進めない方や、
何がいけないのか、自分ではわかっていない方が意外と多いんです。
そういう方には、ちゃんと心理学的な知識やファッションの知識だったり
ちょっとしたことなんですが、テクニックをお教えしたりしています。
医療チームのように一丸となって運営しているんで、
そこを会員様は心強く思ってくれて人が多いですね。
― なるほど、医療チームですか。
それぞれの役割に応じて会員様をサポートされているんですね。
それは心強い。
甲:うちの強みとして、実はもうひとつの出会いが用意されてるんですよ。
― もうひとつの出会い・・・?
甲:婚活を通じて結婚だけではなく、自分の内面を磨いていってほしいんですよ。
今まで自信がなかったけど、婚活をしていくうちに外面も内面もバチバチに磨いて
ここでの活動を通して結婚された方は、自分に自信がついて、
はじめと後では声のトーンが変わったり、顔つきが変わったり
最初来た時とはほとんど別人になってる人もいます。
具体的にはスタイルだったり、コミュニケーション能力だったりそういうものをマネジメントしていると思って頂ければ。
相乗効果的に人生そのものが幸せに送って頂けるようになる。
そういうものを目指しています。
― なるほど。
結婚だけではなく、自分を磨くことによって人生を幸せにする。
確かに、魅力的な人間になって自分に自信をつけることで
結婚だけでなく、仕事なんかもうまくいくようになるのかもしれません。
なんでも国際結婚のサービスもされているというCENさん。
次回は、その国際結婚サービスについて詳しくお伺いしていきます!
■編集・構成:大山祐司
■写真:岡崎 裕