いずれ見られなくなるかもしれない下町を歩いてみた【高知市】
今ブームのメロンパンの皮が大好きな岡崎です。
高知市では様々な区画整理事業が計画されています。その中でも火災や地震の際に住宅等が密集して最低限の安全性を確保するが困難な地域があります。その中でも現在計画が進行中の下島地区を中心に今回歩いてみました。
小さいころ祖父母の自宅があったのでよく歩いてた地域。それが一部を除き、区画整理される計画で新しい地域として生まれ変わる前に歩いておきたいと思いました。
スタートは、「イオン高知旭町店」から「鏡川」までをゆっくり歩くコースです!
それではスタート!
「イオン高知旭町店」は元々はサティとして営業していました。しかしイオンに変わっても地域の皆様に愛されているスーパーと専門店が営業しています。
少し歩くと、高知市方面に歩くと横断歩道があります。目印は大きなマンションが目印です。
信号が青になるのを待っていると、とさでん交通の路面電車が!数ヶ月前に合併したばかりで塗装が旧土佐電気鉄道のままです。今後はとさでん交通の塗装に変わると思われるので高知生まれにとってはこの塗装がなくなるのは少し寂しいです。
さて、信号が青になって横断歩道を渡ると小さな商店街があります。昔はもう少し店舗があったようで今は八百屋やお惣菜、食事処のお店しかありません。しかし、昔からの地元の方に利用されていると思うとやっぱりなければならないお店だなと思いました。
道なりに歩くと道路が徐々に狭くなり住宅地に入っていきます。人や自転車などは通ることができますが車両は通るのは厳しい道です。作られた時期が恐らく違う外壁ですが味が出ています。
このようにこの地域は道が細いので急病人の緊急搬送や災害時に緊急車両が途中までしか入ってこれない、火災が発生した際、住宅が密集しているので火が燃え広がったりという危険もあり区画整理事業が始まったようです。
少し上り坂になっているので上がっていると実は小さな橋でした。下に小さな水路が通っているのでこの地域では何箇所かこういう場所があります。橋の名前までは小さくて読めませんでした。
こちら側からは車両等が進入禁止なのですが通行量が多いので横断歩道を渡る際は注意が必要です。
さらに道なりに進みます。こんなに道や住宅が入り組んでいるので不安になりますがもう少し!
開けた場所に出てきたら階段を上がると・・・。
広々した道路に。この道路は通勤、通学の方やランニングや犬の散歩がされる方が多いです。
さらに階段を下ると・・・。
到着!鏡川だー!!!
坂本龍馬が泳いだとされる鏡川。この日の川の水質は前日に雨だったので濁っていました。現在は川まで降りられないので残念。
数十年前に来た頃には荒れ放題だったこの場所は再度、整備されたようでこのような若干長めな木のベンチがあります。座って休んだり、ストレッチに使用したりする方も居ました。この日、植えられていたコスモスが咲き始めていました。
こんなに天気がよかったら芝生に転がっても大丈夫だろう!ということで寝そべってみました。普段芝生の上で寝そべったりしないので気分が清々しかったです。
後ろから視線を感じる・・・誰か見つめてる。サッっと振り返ったらただのパンダの遊具でした。パンダかよ!
自然に生えた季節外れの秋の朝顔も満開でした。
今回時間を掛けて、約15~30分ほど歩いてみました。この風景がいつか見れなくなると思うと悲しいですが時間は止められません。区画整理によって地域が安全にそして公園等も造成されるということで地域が活性化されればそれは地域としてメリットだと思います。
今後、失われていく高知の地域や景色など紹介ができればと思います。