珍しい植物展示がいっぱい!冬の牧野植物園に行ってきた!【高知市五台山】
周りがインフルエンザでビクビクしている岡崎です。
今回は、冬の植物園はどうなっているんだろう?という疑問から高知県立牧野植物園にお邪魔しました。
実は、牧野植物園の反対側は、五台山竹林寺です!参拝のついでに見て行こうという方が多いです。

実際に「ZEYO」のメンバーが紹介している五台山竹林寺記事もぜひご覧ください!
五台山竹林寺で秘仏本尊文殊大菩薩平成のご開帳【高知市五台山】
この植物園には高知県佐川町出身の植物学者 牧野 富太郎氏の名前が与えられています。様々な多数の新種を発見し「日本の植物学の父」と呼ばれていることで亡くなった翌年昭和33年にこの植物園が開園されました。
前置きはこれくらいにしておいて・・・。それでは植物園に入園したいと思います。
まずは外見から!特徴的なチケット売場と奥にはなにやら温室らしき建物が。のちほど紹介します。

さらに門に近づくと年季が入った石碑が。これは開園当時のものがそのまま設置されています。

チケットは、一般が720円、高校生以下はなんと無料となっています!

園内の案内板を確認すると今回巡るルートは南門からのルートとなります。

道なりに進んでいくと何やら豪華に飾られた展示会場が。

案内板を確認してみると期間限定の日本伝統園芸植物を展示しているスペースのようです。錦糸と聞きなれない植物です。

これは、青棒錦糸と呼ばれる錦糸です。葉が糸のように伸びていてなんとも不思議で風情がある植物です。

隣にはさらに目を引く赤縮緬錦糸と呼ばれる錦糸が展示されていました。とても立派な錦糸で葉ではなくまるで花びらのようでした。

日本伝統園芸植物の展示を後にして道なりに進みます。若干道が狭くなっていきます。

そして何やら土佐寒蘭センター展示棟入口という建物に到着しました。実際は入ってみます。

温度・湿度が調節された建物には貴重な土佐寒蘭(カンラン)が栽培されていました。

元々は、高知市土佐山に存在した高知県立土佐寒蘭センターから移動してきた貴重な品種を保存・展示して後世に伝える役割のある施設です。
ここに保存、栽培されている寒蘭は高知県で地域変種したまさに生きた新種の寒蘭を展示しています。高知県では10月下旬から12月上旬が土佐寒蘭の見頃のようです。

今回は、貴重な土佐寒蘭の中でも麗冠と呼ばれるものが運良く花開いていました。赤褐色ですが優雅で繊細な花ですが力強さが伝わってくる美しい寒蘭でした。

土佐寒蘭センター展示棟を後にして園内を移動していると牧野 富太郎氏の銅像がありました。

そして、気づきました。冬の外って植物園って何も咲いていない!
1月という季節の中、植物には厳しすぎるということでしょうか・・・。咲いている花も少ないです。

そうだ!温室なら咲いている花や珍しい植物があるだろう!ということで最近リニューアルされた温室に向かってみます。入口は南門に入ってすぐのところです。ガラス張りの建物が目印です。

さて、温室入口に到着しました。しかし、これ本当に温室なんでしょうか・・・。

手書きの室内の案内と見頃の写真が掲載されていました。なぜか美味しそうな植物まである。

温室の入口に進むと光が差し込むエントランスに。やわらない光が差し込んでいるので何故か心地よい気分に。

そして自動ドアを開くと左右には緑のカーテンが!湿度が高めですが気分がワクワクしてきました。

よく見かける様々な南国風な植物が展示されていました。

この花も繊細で鮮やかな色で見惚れてしまいました。

進むと乾燥地域の植物のコーナーに到着しました。なんとも力強さとワイルドがイメージでした。

しかし砂地には、可愛らしい植物が沢山栽培されていました。

進むと段々と湿度が高くなってきました。曲がりくねった道を進みます。

そして出てきた広場のようなスペースにはジャングルをイメージした池や滝のスペースが!いやーホントによく出来ています。

このようにちゃんと苔類が岩などに植えられていてとても神秘な空間でした。

このジャングルのスペースを進むと階段が・・・。階段を登ってみます。

階段を上がり切ると広がっていたのは下の階とはまた変わったジャングルのイメージで小さな池と休憩スペースが設置されていました。

池には浮き草などの水に浮かぶ植物が栽培されていました。小さな昆虫も居ましたが逃げられてしまいました。

ベンチがあったので少し休憩して温室を後にしました。外に出ると入口の上にも植物が植えられていてまるで植物に飲み込まれているイメージでした。

今回は1月に訪れたため外の植物はほぼ見るものがありませんでした。50週年記念庭園としてあらたに整備されていたので四季折々の植物が見られると思います。

五台山にはこういった植物園のほかに駐車スペースからこのような景色も望めて気軽に行けるスポットかつ、この景色を見ながら日々の喧騒を忘れてリフレッシュできる場所ではないでしょうか。

次はどこに行こっかなー!
| 住所 | 高知県高知市五台山4200-6 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 088-882-2601 |
| 時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | 年末年始(12月27日~1月1日) |







