よさこいの音・・・というか、どこからともなく重低音の心地よい響きが聴こえてくると思わずその音にノリたくなっちゃう大山です。

そんなこともあってか、お祭りももちろん好き！
おきゃくも毎年何かしらのイベントに足は運ぶんですが、
規模が大きすぎていまいち何がしているのかわからかったので、
少し調べてみました。

そしたら事前予約じゃないと参加できないイベントが結構あるんですね。。

今からじゃもう参加できなーい！！
そんな方のために、今回は今からでも参加できるイベントをご紹介します！

そもそも、土佐のおきゃくとは

今は実家ではやらなくなってしまいましたが、こどもの頃には何度かおきゃくが開かれ、その時には料理も豪勢な皿鉢が並び、一升瓶が何本も用意され明らかに普段とはちがう「おもてなし」の様相。

その普段とは違う特別な宴会にこどもながらに楽しそうな大人たちを見ながらワクワクした反面、大人の文化に馴染めず、混じりたくても混じれない変な感覚をもっていた記憶があります^ ^;

土佐のおきゃくとは、そんな高知に根付いていた『おきゃく』・・・つまり、高知市の中心部にあたる中央公園や帯屋町アーケードを中心に開催される大きなおもてなしのイベントです。

べろべろの神様

このべろべろの神様が偶像化された経緯についておきゃくのサイトから情報を得ることができたので一部抜粋します。

高知家の一部の酒飲みの間では、夜更け過ぎまで延々とお客を続けていると、べろべろの神様が 降臨するというまことしやかな伝説がある。

ただし、べろべろの神様は正直な神様であるが、気まぐれな神様でもあるため、誰しもが降臨を体験できるわけではない。

2005年にべろべろの神様が降臨をしたという高知市の男性（50歳）によると、「まばゆいばかりの光に包まれ、世界の頂点に立ったような高揚感と周りの風景が幻想的にぼやけて見えた」と証言している。ただし、「不思議なことに、翌朝には世界中の不幸を一手に集めたような気分にな ってしまった」と首を傾けながら証言している。

2014年に高知家の酒飲み有志が立ち上がり、これもまた高知家を代表する、ベロベロ・フィギュアイラストレーターのデハラユキノリ氏にべろべろの神様の偶像化を依頼し、実現に漕ぎつけた 。

■出典：「土佐のおきゃく 2015」より

返杯の旗の下をべろべろの神様が通ります。高知！ pic.twitter.com/S7doMV4qAh

— デハラユキノリ (@deharayukinori) 2015年3月7日

その後、宮司さんによって降臨の儀式まで執り行われたようです。

いくら八百万の神がいると言っても、この神様を偶像化してしまうあたりさすがは高知県。

べろべろの神様の足元にはお賽銭箱まで用意されていますので、ご利益を願ってお祈りしてみてはいかがでしょう。
(お賽銭は翌年の土佐のおきゃくの運営に活用されるそうです。)

今からでも参加できるおきゃくのイベント

そこで、今回は事前申し込み無しでも自由に参加できるいくつかのイベントをご紹介します！

土佐のおきゃく期間中、土日に開店べろべろショップ2016

おきゃく非公式ポスターも200枚限定で配布されるようで、期間中にデハラさんがいらっしゃればサインして頂けるとのこと。
その他グッズに手ぬぐい(¥1,000)、ソフビ(¥1,000)、ストラップ(¥1,000)、バッジ(¥350)、ポストカード(¥150)、シール×２枚(¥10)も販売予定！

高知のグルメが一堂に会する食のイベント『ご当地グルメ屋台村』

美味しい山の幸から海の幸まで美味な食材が揃っている高知県！
そんな高知ならではの美味しい食べ物が東から西から「おきゃく」に大集合。今年は例年以上に、「四万十ポーク」や中土佐町の「しまんとターキー」と西の出店者は強力な布陣！
迎え撃つ東の面々も香南市の「中日そば」をはじめとする実力派揃い！この2日間はグルメ屋台村を縦横無尽に食べ歩き、各地の魅力を堪能しよう・・・とのこと！

これは楽しみ♪
同じく、『春の元氣市～高知のうまいもん大集合～』、『土佐・ぶんたん祭』も同会場同日程(文旦祭りは17:00まで)で開催されるのでこちらも併せて足を運んで見ると良いかもしれません^ ^

土佐のおきゃくの代名詞的イベント『日本一の大おきゃく』

土佐のおきゃくの代名詞ともいうべきこのイベント。
高知市中心部のアーケードと中央公園を会場に、それぞれのエリアで食に絡んだテーマに開催されるイベントですが、
中でもはりまや橋商店街のアーケードで開催されるはりま夜の宴は敷かれた畳の上でこたつに入り暖を取りながら、その場で購入した食材を七輪で焼きながら食べられるんですが、アーケードのど真ん中に座り込んで堂々と大いに食べて呑める機会なんて高知でもそうそうありません・・・というか、これができるのもきっと高知だけでこの日だけ！！

もはやアートの領域！豪華に彩られた皿鉢のならぶ『南国土佐 皿鉢祭』

その伝統を受け継ぎつつ、 新感覚の皿鉢料理を創作していくと共に全国的に広くアピールできる場として食の祭典を開催。県内の旅館からホテル、料亭にレストランなどの料理人による皿鉢料理と活け造り、高知の食材を使った中華や西洋料理など色鮮やかな作品たちが展示されます。

またカツオのタタキの試食や、地酒の試飲も楽しめるようです！
(展示されている皿鉢料理は実食できません。)
■出典：南国土佐皿鉢祭り公式サイトより

酔って候 ドリンクラリーはしご酒大会

中央公園にてドリンクラリーチケットをコース表と交換したら、3日間で記載されている店のうちから5店舗を飲み歩いてスタンプを貰い、9日水曜日の21時までに中央公園に設置されたゴールポストへ投函すれば、豪華賞品が当たる大抽選会に参加が可能になるというイベント！
美味しいお酒を飲み、素敵な賞品ゲットしよう♪

■参加予定店舗
覚家、うさぎ家、長楽、八金、浜焼市場、お食ちゅう、SUN・バル、土佐酒バル、ぶたに真珠、こぶたや、スナックかがみ、Amarant、アクティブ、Baccano、やよい、234、輝千、ベイシティー、PL'AGE、寿寿、アビス、MILK BAR、喰人、VICTORIA LAND、アルマース、garden D line、Leads、ROCKER ROOM、キングコーナー、5019PREMIUM FACTORY
※参加予定店舗ですので、当日内容が変わっていることもあります。

おきゃくの盛り上がりにも欠かせない『よさこい 春の舞』

飲みながら、食べながら「寄付ぎふと」

高知の街へ繰り出し、「飲みながら、食べながら」社会貢献団体を応援してみませんか？

■飲みながら、食べながら「寄付ぎふと」 参加店舗一覧

南国市後免町にちなんだ『ニンジャＭＡＸ』

帯屋町アーケードが、この2日間限り本格的なアスレチックコースに大変身！
目の前にそびえたつ高さ５ｍの足場、ロープ、うんてい、などたくさんの障害物を知力・体力・運、そしてすべての運動脳力を駆使して、制限時間内にめざせ、完全制覇！

完全制覇という目標に向かい一生懸命頑張る力、クリアしたときの達成感、喜び、楽しさ、そしてクリア出来なかったときの悔しさなど、いろいろな経験をしてもらうことがニンジャマックスの大きな目的。

普段見ることのできないお子様の動きを見て、「うちの子は、こんな動きが得意なんだ」とか「こんな動きが難しいんだ」など、何かを感じて頂くことも目的のひとつ。

運動脳力を伸ばすには、子ども時代に規則的な運動をするよりも、不規則な動きをどれだけ経験しているかというのが重要という考えを持つ主催のスポーツマックスさん。

お子様だけでなく、大人の方も参加でき、親子で挑戦できる仕様のコースもご用意されているようです！
イベントの様子は下の動画でご覧いただけます！

南国市後免町にちなんだ『出張!!なんでもごめんなさい』

いつか謝ろうと思いつつも、なかなか謝ること が出来てない人に朗報！
中央公園のステージからあの人へ向けて、「ごめんなさ～い！」と 叫べるイベント。これを機にスッキリしよう！

その他にもラ・ラ・ラ音楽祭のおきゃく版『ラ・ラ・ラ春まつり』や、3月10日には土佐御苑で『はし拳 土佐のおきゃく場所』、中央公園ではアジアンフードマーケットが開催されるなど、6日から13日までの9日間は高知を堪能できるイベントで盛り上がっています！

県内の方はもちろん、県外の方もこの機会に高知へ遊びに来てくださいっ！

最後に、すべてのイベントを紹介できなくて『ごめんなさーいっ！！！』
詳細はこちらの土佐のおきゃくの公式サイトをご覧ください！！