吉本牛乳さんの第一回さかわ地乳まつり2015!美味しい牛乳と牛たちを堪能!【高岡郡佐川町】
こんにちは山野です!
突然ですが皆様、牛乳はお好きですか??
実を言うと、わたくしはここ最近まで牛乳が苦手で飲めなかったのです。
学生の頃、給食に出てくるパック牛乳はいつもこっそり誰かに飲んでもらったりしていました。
ヨーグルトや豆乳は平気なんですけどね...
ただそれも最近までの話!
そんな私でも美味しく頂ける牛乳に出会ってしまったのです!!
吉本乳業さんの「吉本牛乳」!!!
いつだったか、近所のスーパーで並んでいるのを見かけ、美味しそうなパッケージもさることながら
私が気にしたのは「殺菌温度」!
実は牛乳の味が決まるのには殺菌温度がとっても大事なんです。
(そんな知識はこちらの漫画から頂いたのでもしよければ読んでみて下さい。)
なぜ殺菌温度が大事なのか?その事についてはのちに語るとしまして...
個人的な感想としましては、こちらの吉本牛乳はとてもまろやかで甘みを感じます!
よく味わうと、ほんのりとコーンの風味も...
今まで飲んできた牛乳ではダントツに好みです!
こ、これなら牛乳を飲むことが出来る!
身長が伸びる!(山野はすでに手遅れ)
という事で、出会ってからはずっと吉本牛乳を飲んでおります。
そんな私の元に飛び込んできた情報が本日の記事!
「第一回さかわ地乳まつり2015」!!
...という事で、運転練習も兼ねて行ってきました!(免許取得歴約1年と少しのぺーぺー)
会場はこちら!
高知市から国道33号線をまっすぐ西へ進んでいたら佐川町の入り口の左手に見えてまいります「桜座」さん!
ペーパードライバーの私でもとても入りやすかったです、はい。
イベントの様子はこんな感じです!
さあ!11時になったので!
山本謙治さんこと「やまけん」さんの講演会!!
桜座内の会館にて講演待ちの方々が続々と増えております!
この日も快晴で気温がぐんぐんあがっており、アナウンスにて「講演会場内は涼しいです!」と宣伝していた事に
思わずにんまりとしてしまいました(*´ω`)
やまけんさんの講演内容レポート!
楽しみにしていたやまけんさんの講演、出だしのタイトルは
佐川の地乳が【大メーカーの牛乳より】美味しいワケ
なんとも衝撃的!!
やまけんさん曰く、新聞では【】内の言葉はふせられたそうです(笑)
ド直球ですものね!
食べ物の美味しさには必ず方程式がある!
野菜
品種×産地×肥料×育て方×食べ方日本の中でも暖かいところ寒いところ様々あります。
同じものを育てても、やはりその土地土地、育て方によってまったく違うものに...。
例として、長野県のねずみ大根を教えて頂きました。
大根...!?
と思わずびっくり。
とても辛味が強い大根だそうで、こちらが出来るのは長野の土の特徴だそうです。
畜産
品種×餌×育て方=畜産物の味
上記の方程式と基本は同じですね。
こちらはたまごを例にして説明をして頂きました。
黄身が濃い色をしたたまごは、餌にコーンを使っているからとのこと。
全国的に多いのはこちらでしょうか。
そして、最近ではなんとお米を餌にあげているそうです!
山野はお米大好きです!(/・ω・)/
お米を食べた鶏から産まれたたまごは、コーンに比べると黄身の色が白くなるそうですが
味はとっても濃ゆくて凝縮されているそうです!食べてみたい!
そしてメインと言ってもいい牛乳の方程式!
・牛の品種×餌×飼い方
・殺菌方法×鮮度
品種で話題に登ったのが
「ホルスタイン」
世界の標準的な牛とされているとのこと。
よく聞く名前ですね!
「ジャージー」
アイスなどに使われる、乳脂肪がとても多くこってりしたお乳を出すそうです。
濃厚なミルクアイス食べてみたい...!
「ブラウンスイス」
こちらはあまり耳に馴染みませんが、お乳の中に乳糖という成分が多く含まれ、
チーズに使われることが多いそうです!
そして餌ですが、日本では圧倒的にコーン中心の濃厚飼料が使われ、
こってりでパンチの効いた濃い味にするそうです。
【濃厚飼料】
濃厚飼料(のうこうしりょう)とは、家畜に給与する飼料の中で、粗飼料(そしりょう)に対する言葉であり、近代的な畜産において用いられる、特にタンパク質が多い飼料である。穀物を主とし、多種類を配合してペレット状に固めることも多く、長期保存・大量輸送・パイプライン給餌などあらゆる点で近代工業的な取り扱いに向いている。トウモロコシ・大麦・小麦・米などの穀物の種部、大豆などの豆類、また油を絞った後の油粕などが多く利用される。イネ科穀物種も豆類もタンパク質含有量が高く、それらを多量に与えることで、近代畜産の本質である(粗飼料では不可能な)短時間での肥育、莫大な産乳・産卵を可能とする。
■出典:wikipediaより
粗飼料は草が中心だそうです。こちらはあっさりマイルドな味わいになるのだとか!
味がガラリと変わる殺菌方法
ここが牛乳の一番のキモと言っても過言ではないのでしょうか!
冒頭でも少し触れましたね。
牛乳は殺菌方法でガラッと味が変わります!
超高温殺菌
日本で現在最も多いのがこちら。 120~140℃で2~4秒間。こちらには、日持ちするというメリットがありますが以下の様なデメリットも...
・タンパク質が変性
・焦げたような匂いがついてしまう
上記の理由で、海外の方が日本の牛乳を飲んだら
「ナンジャコリャ!?」という感想を抱くそうです...
高温殺菌
欧米ではこちらが主流とのこと。
85℃で約15分。
こちらはタンパク質が変性しないため、自然でさっぱりとした味わいになるとか。
吉本牛乳さんはこちらの高温殺菌です!
低温殺菌牛乳
63℃で30分、または73~78℃で15秒
こちらもとても自然な味わいに!
(牛乳が苦手な方、是非一度、低温殺菌牛乳お試し下さい。牛乳に目覚めます。)
では、なぜわざわざ味の落ちる超高温殺菌が多いのか?
それは「出荷日数がかかる」これが最大の理由です。
上記方程式でも触れたように鮮度がとても大事な牛乳。
しかし出荷日数がかかるために、超高温殺菌をせざるを得ないとのこと...
吉本牛乳さんは、搾乳から集乳、すぐに殺菌を行い、2日で店頭に並ぶそうです。
ぢちち農家さんはこのイベント当時わずか4軒のみ。
お互いの顔がわかるという、安心、信用と信頼のお仕事をされています。
さて...一通りの講演レポもさることながら
やってきました「飲み比べタイム」!!
んん~~さぁどれが吉本牛乳さんだ...!?
飲み比べてみると味の違いが歴然!!
味の違いがわかりやすくなるように常温に戻して頂いていたのですが
吉本牛乳さんは普段飲んでいることもありすぐにわかりました!
(正解はCが吉本さんで、ABは他社の牛乳)
皆様いちど、ご自宅で牛乳を常温に戻して飲んでみてください。(その時飲む分だけでも構いません)
舌の上でよく味わってみると、本当に味の違いがわかります。
もちろん、人によって好みもありますので、超高温殺菌がダメと言っているのではありません。
スーパーにたくさん並ぶいろいろな牛乳を試すひとつの目安として、
殺菌温度で比較してみても良いかもしれません。
さて、講演も終わってイベントを楽しもう~♪と思って外に出たら
ん!?
( ゚д゚)
売り...切れ.........だと...
たべ...食べたかった......
狙ったわけでもないのにオチがついてしまったがな!。゚(゚´Д`゚)゚。
ら、来年も!来年も是非開催してください!!!
来年こそ食べたいです!!食い気が勝っててすみません!!
。゚(゚´Д`゚)゚。