最近、日が暮れるのが早くて時間を勘違いしてしまう岡崎です。
突然ですがスマートフォンやタブレットを日常的に使っていますか？

ここ数年、デスクトップパソコン、ノートパソコンからiPhone、iPad、スマートフォン、タブレットなどに切り変えた方も多いはず。大体の方は、大手通信会社に契約して動画（YouTube、ニコニコ動画）、LINEを頻繁に使用する方も居れば、インターネット閲覧やメールだけ使用する方も居ると思います。

しかし、大手通信会社とスマートフォンやタブレットを契約すると2年契約で端末代が安くなったりしますが途中で解約すると解約金や端末代の残債の支払いなどが発生します。

また、端末代は安くなっても定額のパケット通信料、電話代、その他オプション料などの金額などで月々の支払い金額が高くなっていきます。

使っても、使わなくても月々の通信料金が高い！と思ってる方も多いと思います。もう少し通信料金が下がれば・・・と僕も日々思っているタイプです。

近年、規制緩和等もあり、携帯電話設備を持っていないが大手通信業者の設備を借りて事業を行う仮想移動体通信事業者（以降、MVNO）という通信サービスが広がっています。この通信サービスを使えばスマートフォンやタブレットは自分で準備し、月々の通信料金が低額で使うことができます。

MVNO事業を行っている大手を紹介すると、ショッピングセンターやスーパーマーケットを行っているイオン、MVMO事業専門の日本通信、インターネットプロバイダー大手（OCN、ニフティ、ビックローブ）など、沢山の会社がこの事業を行っています。

実際、この高知でMVNOを使ってみてどうなんだろうと思ったので、僕も実際に使ったことがないので今回試してみてみました！

※注意事項：仮想移動体通信事業者（MVNO）のSIM購入、契約、SIMロック端末・SIMフリー端末の使用時は、提供会社の注意事項を必ずお読みになって、自己責任でお願い致します。

まず、この通信サービスを利用するには、家族が過去使っていたSIMロックが掛かったスマートフォンやタブレット、SIMロックが掛かっていないSIMロックフリーのスマートフォンやタブレットが必要となります。
※注意事項：対応してない端末もあるので必ず使用するMVNOのホームページをご確認ください。

SIMロックとはその通信業者でしか使用できない端末です。例えば、NTTドコモで購入したSIMロックが掛かったスマートフォンはNTTドコモでしか使用できません。

SIMロックフリーとはSIMロックが掛かっていない端末です。最近だとアップルのSIMロックフリーiPhoneやグーグルのNexusシリーズがSIMロックが掛かっていません。

今回は、グーグルのNexus5（カラー：ブライトレッド）を使って検証します！
グーグル Nexus5：http://www.google.com/nexus/5/

次に、データ通信するに必要なSIMカードが必要になります。MVNOのほとんどはSIMカードのみ販売しています。また、SIMフリー端末も一緒に販売しているところもあります。SIMカードもサイズが数種類ありますので端末に挿入できるSIMカードをきちんと確認して購入してください。

今回使用するMVNOのSIMカードは、インターネットイニシアティブが運営している「IIJmio高速モバイル/Dサービス（以降、IIJmio）」を使ってみたいと思います。

NTTドコモの設備を使用しているのでNTTドコモのSIMロック端末などが動作可能端末が多いことやNexus5が動作可能環境だったのも決め手になりました。

購入できる場所は、アマゾンや実はイオンの店舗でも購入できます。今回僕はアマゾンで「IIJmioウェルカムパック 」購入しました。

IIJmio 紹介ページ：https://www.iijmio.jp/welcome/
動作確認済み端末一覧：https://www.iijmio.jp/hdd/service/devices.jsp

プランは、ミニマムスタートプラン（972円）とオプションのSMS機能（151円）を契約しました。2GBの高速パケット通信付きですが、使い切ると200kbpsまで通信速度が低下します。

月々これだけの金額で使用できるなんて・・・。

契約方法や開通方法などはこちらのページから行ってください。
ご利用開始までの流れ：https://www.iijmio.jp/hdd/service/flow.jsp#pack02
※注意事項：※購入したSIMによって開通方法が異なりますので今回は省略します。

それでは、実際に端末で通信ができるように設定等を行っていきたいと思います。

パッケージはこんな感じです！パッケージが派手な感じなのですぐわかると思います。

パッケージの中身は説明書やSIMカード、契約に必要な情報カードが入っています。

SIMカードは、NTTドコモのパッケージのままなので普通のSIMカードと見分けがつきません。

START PASSカードはIIJmioのページでの契約時に必要なカードなので紛失しないように。

SIMカードスロットを引き出して先ほどのSIMカードを挿入します。プスッ！

※注意事項：ここからのNexus5用の設定となります。使用する端末によって設定方法が違いますので一例としてご覧ください。

待受ロック画面に「NTT DOCOMO」と表示されていればSIMカードは認識されています。これだけは通信ができません。ロック画面からホーム画面に移動します。

右上部をスライドさせて「設定」ボタンを押して、設定画面を表示させます。表示したら、「その他...」押します。

無線とネットワーク画面が表示されたら、「モバイルネットワーク」を押し、続けて「アクセスポイント」を押します。

APNという画面が表示されたらアクセスポイントの設定を行ってください。Nexus5の場合、IIJmioの場合はすでに登録されているので「IIJmio」を押します

ブラウザ等を開いて目的のページが表示されたら完了です！

駆け足気味で紹介していきましたが、普段つかている通常使っているNTTドコモのSIMロック端末と快適さは大差ありません。インターネットの閲覧はもちろんYoutubeやLINEも使うことができます。

さすがに低速時はYouTubeやLINE通話は使うときに速度が低下して動画が止まったり通話が不便な場合もあるかもしれません。しかし、どれくらい通信量をチェックしながら上手に使いこなすことで乗り切ることもできると思います。

次回は、今回は紹介できなかったIIJmioを使って高知市内の通信速度などを紹介したいと思います。意外な結果が！？

高知で低価格SIMカードとSIMフリースマホを使ってみた！（後半）はこちら！

※注意事項：仮想移動体通信事業者（MVNO）のSIM購入、契約、SIMロック端末・SIMフリー端末の使用時は、提供会社の注意事項を必ずお読みになって、自己責任でお願い致します。